Item of American MotorCycles
馬がオートバイになっているのだ・・・
日本ではバイクに乗っている者をライダーと呼んでいる。
自動車を運転している者はドライバーと呼んでいる。
その違いは何だろう・・・

西部劇などを良く観ると馬に乗っている者を呼ぶ時に「ライダー!」と言っている。
そして馬車を操っている者を呼ぶ時は「ドライバー」と言っている事に気が付きませんでしたか?

Cowboy Hat  カウボーイ・ハット
 カウボーイが被るカウボーイハット(Cowboy Hat)には、プリムやクラウンの形が異なる色々な種類があり、それぞれ別々の名前が有る。
キャトルマン(Cattleman)と呼ぶ形のハットが多いが
ここでは一般的に「カウボーイ・ハット」と記しておく事にする。
日本ではアメリカン・モーターサイクルから降りた時に被る。
頭にバンダナをして、その上からヘルメットを被る場合が多い。
しかしバンダナの上からハットは被らない。
 代表的なブランド
* ステットソン( Stetson): http://www.stetsonhat.com/
* レジストル( Resistol): http://www.resistolhat.com/

Saddlebag  サドルバッグ
 カウボーイ達がアメリカの広大な土地を移動する時などに馬の背中に振り分けて被せ、中には食料やその他必要な物を入れていた。
そしてサドルバッグの上にはブランケットやシュラフ(寝袋)を括り付けていた。
現在でも「鉄の馬」と言われるハーレー・ダビッドソンやインディアンなどにロング・ツーリングの時には必ずサドルバッグが装着される。

chaps  チャップス
 チャップス(chaps)とは、乗馬で使用する騎手の装備の一つで、 ジーンズの上から下腿部に巻きつけて脚部を保護する物。
最下部のストラップを靴底にかけ、ジッパーで止めるタイプが多い。
材質は皮革製、布製、ゴム繊維製などと色々有るが革製が主流。
ジョッパーブーツなどの短靴と組み合わせて使用するのだがロングブーツを履く場合には使用しないのがカウボーイでは普通。
アメリカン・モーターサイクルに乗るライダー達が、レザージャケットと共に装着するのはファッションだけではなく、足を寒さから守るという役目も果たしている。


MedicineBag  メディスン・バッグ

 メディスンバッグとは、昔インディアンが薬草等をこれに入れで腰にぶらさげていたことからネーミングされたものだ。現在ではベルトにぶらさげて小物等を入れるようになっている。
材質はほとんど革製が主流。
そしてフリンジ加工されているのはジャケットも同じだが、馬に乗って移動中、雨に降られ革製品が長時間濡れるとカビてしまう事がある。その為大事な革をいち早く乾かさなければ」ならない。そこで考え出されたのがこのフリンジ、革本体に浸み込んだ雨(水分)をこのフリンジに伝わせる事によって少しでも速く下に落とすのである。
特にインディアン達は地球上全ての物に感謝をし、動物を捕獲し、生活に必要な道具を揃えてきたのだ。だから革製品も重要な道具であり、大事にしてきた。



Buckle  バックル

本来、カウボーイ達が牛追いなどの仕事をする時やロデオなどで追う動物に、ロープを輪にして投げ、それが首に掛かるとすぐ鞍の前端にある投げ縄を掛けるコブに巻きつけ、自分が振り落とされないようにする。そのような場合や、荒れ果てた道なき道を進む時に、その取っ手に腹をぶつけないよう、大きな金属製のバックルなる物をベルトに付けたのだ。
現在ではそれがファッションとして小ぶりになっている。